さよなら、私の青

作者桜華

彼が死んだ。なんの前触れも無く。
失意の中、梓紗は彼を知る人々から、彼の本音を聞かされることとなる。
それを知った時、見えていた過去は形を変え、梓紗は何度も彼に恋をする。
行き場の無い思いを胸に、彼女は未来に向けて、一歩を踏み出せるのか………

私が彼に与えられたもの。彼が私に残したもの。
―――…