ヒロインは王子様と運命的な出会いを果たしました。なんて事ある筈もなくただただ最悪な出会いでした。
一際目立つこの男は周りを一瞥し言い放つ
『じゃあ"これ"』
「は?」
男の指差す"これ"とはどうやら私のようです。