活発な少女、榎本明彩は進級したばかりの春に一人の青年と出会う。面白い話が聞きたいという彼に、小さいころの思い出話をすることになる。小さい頃に書いたお願い事ノートと、それに秘めた淡い恋心。最後の結末に「人」は何を思うのか。