舞台は近世ヨーロッパ風
元将軍のやさぐれ修道女カタリナは突然にブリテン王国の王妃に選ばれた。
年下でヤンデレな国王ジェームズが滅茶苦茶に愛され、爛れた生活を送るカタリナはブリテン王国に降りかかる火の粉を払う。
カタリナの努力は虚しく、海を隔てた大陸で行われている「大陸戦争」と呼ばれる10年以上続く戦争のせいで王国内の状況は悪化していく。
ブリテン王国の議会と自身の後ろ盾になっているイスパニア王国が反対するも、カタリナは「大陸戦争」に積極的に外交で介入をし始める。
この物語は悲劇や悲劇後の世界であり、暗い時代である。だが、そこに生きる人間は愛や幸せを希求した。
悲劇を、エロエロで甘々な純愛で跡形もなく吹き飛ばすラブストーリーである。