モノクロだったわたしの世界に色をくれたのは、黒色の世界に君臨する貴方でした




あの頃のわたしはいつも泣いてばかりだった




どれだけ泣いても枯れることはなくて




だけど、どれだけ泣いても状況が変わることもなかった




いつしかわたしは全てを諦めた




生きることも死ぬことも




そんなわたしに貴方は涙は辛いだけのものじゃないってことを教えてくれた