≪眼鏡男子×奥手女子≫


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高校二年生、新学期。

男の子が苦手な望月彩は、
苦手克服のため物静かな同級生・東雲夕と話すように。
いつも真顔な彼のふとした表情に、彩は興味を持ち始める。

テスト、クラスマッチ、文化祭、修学旅行‥‥‥
めまぐるしい高校生活の中、彼との距離は近づい…

『次は何があってもやめないから』




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男の子が苦手な私でも、君となら話せるんだ。


男子が苦手な女子高生・望月彩。

定期を拾ってもらったことをきっかけに、

1年の時は全く話さなかった

物静かな男子・東雲夕と話すようになった。

親友・森中奈月に助けられながら、

彼女と仲のいい春川太一とも話すようになる。




真面目な2人の距離はテスト勉強がきっかけで近づく。

とある日の帰り道、

電車の中でバランスを崩した彩。

夕の胸に飛び込んでしまい、

決して強そうではない彼の体が

『男の子』だということに気付き動揺する。



お互いに適切な距離感を掴めないまま

コミュニケーションを続けていたある日、

一緒に行った夏祭りで夕は彩の唇に……




もっと知りたい、君の不器用な優しさを。


この感情は一体__













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21.11.26~