『次は何があってもやめないから』
__
男の子が苦手な私でも、君となら話せるんだ。
男子が苦手な女子高生・望月彩。
定期を拾ってもらったことをきっかけに、
1年の時は全く話さなかった
物静かな男子・東雲夕と話すようになった。
親友・森中奈月に助けられながら、
彼女と仲のいい春川太一とも話すようになる。
真面目な2人の距離はテスト勉強がきっかけで近づく。
とある日の帰り道、
電車の中でバランスを崩した彩。
夕の胸に飛び込んでしまい、
決して強そうではない彼の体が
『男の子』だということに気付き動揺する。
お互いに適切な距離感を掴めないまま
コミュニケーションを続けていたある日、
一緒に行った夏祭りで夕は彩の唇に……
もっと知りたい、君の不器用な優しさを。
この感情は一体__
----------
21.11.26~