「皆さん、今日が地球最後、人類最後の日となりました。どうか後悔のない1日をお過ごし下さい」
テレビから流れるニュースは決してふざけてなんかなく、事実を映していた。
青かった空は炎のように真っ赤に染まり、空に飛んでいた鳥達は一切姿を見せなくなり、テレビから流れるインタビューを受ける人達は様々で、覚悟を決めた人、嘆く人、事実を受け止められない人が居た。
僕は――僕も、覚悟を決めていた。
今日、ハナちゃんに告白する。
ボカコレ×魔法のiらんど 小説コンテスト応募作品
2021.12.6
「皆さん、今日が地球最後、人類最後の日となりました。どうか後悔のない1日をお過ごし下さい」
テレビから流れるニュースは決してふざけてなんかなく、事実を映していた。
青かった空は炎のように真っ赤に染まり、空に飛んでいた鳥達は一切姿を見せなくなり、テレビから流れるインタビューを受ける人達は様々で、覚悟を決めた人、嘆く人、事実を受け止められない人が居た。
僕は――僕も、覚悟を決めていた。
今日、ハナちゃんに告白する。
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