突然ですが、アンケートよろしいですか?

作者高広 亮

琴葉はある日、公園でアンケートの協力を頼まれる。
何のアンケートかといぶかしむ琴葉に、頼んできた片眼鏡の女は楽しそうに言った。
「ただのアンケートだとつまらないから、ちょっとした仕掛けも用意してあります」
そして彼女は肝心の内容を、こう説明した。

「あなたの殺したい人間に〇をつけてください」