春って柔らかくてあたたかいけれど、日が暮れると肌寒くなりますよね。ふとそんな情景が思い浮かんだ作品でした。
優しいけれど切なくて、甘いはずのワンシーンはほろ苦いような気がして、読了後は思わず傍にいた猫を抱き寄せてしまいました。
はるさんが描く春、だいすきです。