音のない世界に暮らす遥人と、それを支えてきた咲良。2人が出会って3度目の春が来た。咲良はもう、遥人の隣にはいなかった。___君のいない世界なんて、生きていても意味がない。咲良に依存し続ける僕は、”過去に繋がるポスト”の噂を耳にする。