──あなたの、『運命』になりたかった。 コーデリアには、竜族の恋人ジャレッドがいる。竜族には、それぞれ、番という存在があり、それは運命で定められた結ばれるべき相手だ。けれど、コーデリアは、ジャレッドの番ではなかった。それでも、二人は愛し合い、ジャレッドは、コーデリアにプロポーズする。幸せの絶頂に…もっと見る
私は、あなたの運命じゃない。
あなたの運命になりたいってずっと思ってた。
でもね──【運命】の代わりに、私たちは【意思】を手に入れたのよ。