幸せだった思い出は、どこかの街へ置いてきた。

この街で私は汚れて、泣いても、叫んでも1人だと思っていた。


そんな私が出会った夜の帝王との物語。

「なあ、俺しか見ないと誓えるか?」





うん、誓うよ

心の中では誓えるよ




でも私は汚いから



それを打ち明けることができなくて



そばにいたいと伝えることが



できなくて