夢の中の声

作者もあな


新卒のOLとして働き始めた山手ミクは原因不明の体調不良に陥っていた。

ミクは中高と女子野球部に所属し、健康には自信があった。

夢でミクのことを呼ぶ男性が現れてから、ミクは体調不良になった。

彼氏の友也とも不仲になっていった。



そんなミクは最近人気のボーイズバンドのAtrasにハマって…


「ミク!ミク。


俺のこと覚えてない?」



はっ!



ミクは目を覚ました。


毎日毎日同じ夢。


顔が見えない男性が眠ってる私の耳元で、名前を呼んでくるの。



この夢のせいで、彼氏の友也と上手くいってないし、謎の体調不良。



彼氏いるのに、欲求不満なのかな。


ずっと野球部で体力だけは自信あったのに、最近は体が重い。


私どうしちゃったんだろう。