高校を卒業して、なんとなく味気ない日々を過ごしていた詩(うた)。ある日、仕事からの帰り道で、集団リンチに遭っていた一人の男に出逢う。ボロボロの男がなんとなくほっとけなくて、世話焼いたら懐かれてしまった。生きることが下手くそな男女が、少しずつ前に進んでいく物語。