アラサー聖女は懐妊するまで氷の大公に溺愛される

作者沖田弥子

不遇の王女セラフィナは、義妹と義母にいじめられ、粗末な小屋に住んでいた。あるとき王の決定で、女帝が統治するアールクヴィスト皇国へ養子として差し出されることになる。これでいじわるな家族とはおさらばと思いきや、監視役のブデ夫人が侍女としてついてくる。女帝に気に入られ、極北の国の皇女となるが、将来帝位を…