名前を呼べる日まで。

作者柚月 希來

可愛くて大切な妹が、暴走族の幹部と付き合い始めた。

過去のトラウマを克服する妹に、ただただ、戸惑う事しかできなくて・・・

関わりたくないのに、関わって来る奴らが許せなくて、







大丈夫。平気。そう言って毎日嘘をつく。




大切な妹を悲しませたくなくて、


お母さんを悲しませたくなくて、


私は今日も嘘をつく。