狂おしい程の愛を貴方に

作者姫宮


貴方に捧げよう、私の重く、深く、黒い、狂おしい程の愛を。

貴方だけが私を闇から救い、闇へ落とすことが出来る。

さぁ、私の手を取って———・・・・・・












その日、


私が〝買った〟のは


誰よりも美しい孤高な狼だった