羽月天寧《はづきあまね》はその春、高校の第二学年へと進級し、同じクラスになった幼馴染のエマ、弥生らと1年間同じ教室で過ごせることを喜んでいた。
そんな3人と同じクラスの片隅で日向翼《ひなたたすく》はひとり心の中でガッツポーズを決める。
そんな翼と部活仲間だという弥生の紹介で知り合った天寧は、その挙…

▶︎ストーリー概要および物語の設定


羽月天寧はづきあまねはその春、高校の第二学年へと進級し、同じクラスになった幼馴染のエマ、弥生らと1年間同じ教室で過ごせることを喜んでいた。

そんな3人と同じクラスの片隅で日向翼ひなたたすくはひとり心の中でガッツポーズを決める。

そんな翼と部活仲間だという弥生の紹介で知り合った天寧は、その挙動不審さを不思議に思いつつも、そこに隠されたものが自分の良く知るエマや弥生が向けてくれるものと似ていることに気づく。

遠足、夏休みの旅行を経て翼に告白された天寧たったが、天寧は自分たち3人が恋仲にあることを打ち上け断ってしまう。

しかし、それを聞いた翼は3人に宣戦布告。

天寧を巡って火花が散ることとなった。

その後、体育祭、文化祭、修学旅行と様々な思い出を作っていく中で、天寧、エマ、弥生、翼、4人それぞれの想いはさらに膨らみ、時に衝突し火花を散らし、それにより次第に天寧の本当の気持ちが解き明かされていく。

最後の一つが解けた時、天寧はその手を伸ばし捕まえる相手、そして手放す相手を決める。