方向音痴の恋愛追跡談

作者AIce*

『先輩』からの依頼で、ある一人の少女の監視をすることになった主人公星野千紗。
他人の恋愛を追いかけるつもりが、気がつけば自分が道を突っ走っていた!?
優しい先生。知的な委員長。少し怖い同級生。チャラい先輩。可愛い腹黒後輩。
『先輩』の存在が何だか話をややこしくする中、彼女が進んだ道の先とは。

『先輩』に頼まれたのは、ある女子生徒の監視。


何でも、彼女が色んな男の人と恋をするとかしないとか?


恋の軌道を追いかけるはずが、自分が恋の道一直線だった話。


「俺以外の男には気を許すなよ」


「それで無自覚なのか?‥くそっ」


「‥君って本当に可愛い‥あ、いや何でもない」


「お前は黙って俺に着いてくればいいんだよ」


「ねぇ、もしかして誘ってる?」


「なっ!ち、近付かないでよ!‥近すぎ‥」


その道の先にいるのは、一体誰?