面白かったです。

思いは伝えたいけど、
恋は終わらせたくない。
だから、
告白しても、
返事を聞きたくない。

朝陽と夜一、
幼なじみで、
同じ大学に通う二人。

振り返ってみると、
中学までは、
同じ学校で。
高校では、
少し離れたものの
大学も同じ。

一緒に帰るも何も方向、
「同じだろ」
と、夜一が言い
歩き出す
二人。

マンションのカギとスマホを、
忘れて、
取りに戻ろうとした
朝陽。

まるで、

言いたくても、
言えなかった時間を
取り戻すみたいに、
夜一と過ごす時間。

深夜1時。
彼の部屋着、ドライヤーの音。

最後の言葉の終わりに
タイトルの、
その言葉へと、
帰っていく。