ログインすると作品コメントが投稿できます
面白かったです。あおいと康太郎、幼馴染みのまま過ごしてきて、康太郎は片想いのまま、あおいは、それに気づかないまま。(あおいは)餅を喉に詰まらせて、あの世へ。行ったはずが、戻ってくる。でも、死者は生き返ってはいけない理由があるんだと、あおいは説く。結局、また遺体安置所に戻り、最後のキスをして、あおいは遺体へ。葬儀は滞らなく終わっていく。最後は、あおいが残した遺書が、まるで映画のエンドロールみたいに流れていき、何となく切ないまま、物語の幕が下りて。それぞれが、またいつもの日常へと帰っていく。