日々の疲れに限界を感じていた私はある日、路地裏で傷だらけの不良少年に襲われてしまう。

しかし私はその時、自分の中の限界が全て吸収されていくように、言いようもない快感を覚えてしまっていた。


1度きりだと思っていた彼との関係はそこからも続いていく。




やっと手に入れた彼との日々が、ある日…









朝4時に、朝日の眩い光が私たちを照らした。







その光に照らされた彼を見て、私は思わず見とれてしまう。







「なあ、なお」







「俺は、まずいものを見てしまったかもしれない、これは、夢か?」






何を言っているのだろう。







最初はそう思っていたが、彼のその発言以降、彼と私の関係は少しずつ離れていくようになってしまったのだ。







では、彼が見たまずいものとはなんだったんだろう。






日の光は、彼に何を見せたのだろう。