その推しはヒミツで

作者香月深亜

カースト上位女子×地味メガネ男子。
ある日同じアイドルの隠れファンだと知り距離を縮めていく、
そんな二人のヒミツの関係。

派手な見た目でクラスの中でも目立つグループに位置する夏川柚乃ナツカワユノ

彼女には、誰にも言えないヒミツがあった。


それは、男性アイドルグループ『meteorミーティア』のファンだということ。


なのにある日、クラスの地味メガネ男子──三笠類ミカサルイにそのヒミツを知られてしまった!

だけど、彼から出て来たのは予想外の言葉。


「……実は、僕も好きなんだよね。meteor」

「……はい?」


住む世界の違う二人。

実は同じアイドルにハマっていたことを知り、一気に距離を縮めていく。


……しかし、この関係は誰にもヒミツ。