二十回目の告白をようやく受け入れてくれた彼女。これまで彼女が告白を断ってきた理由は、好きな人がいるから。彼女を幸せにしようと決心する孝哉だったが、プロポーズした夜に涙を流す彼女の姿に違和感を覚える。
君を手に入れさえすれば、満足できると思っていた。
幸せなはずの結婚が、こんなにも苦しいものだなんて、思ってもみなかった。