白い髪と紅い瞳を持ち、忌み子として神社の奥に軟禁されている「私」。
話し相手は、「私」を18歳の誕生日に殺すことになっている青年「六斗(りくと)」だけ。
穏やかな時間もあっという間に過ぎ、とうとう「私」の最期の誕生日がくる――。