大学生の大路真樹は病気を患い左耳が聞こえないはずだったが、ある日を境に見知らぬ女性の声だけが聞こえるようになり、彼女をテンシと名付けた。

夏休みに先輩の菱木守人とともに幼馴染がいる村を訪ねると、幼馴染からとある行方不明者の話を聞く。

真樹の左耳に囁くテンシの正体を調べるため、二人は動き出す。