君という花がまた咲く日まで

作者東雲 燈凛

難病を患い、高校生になってすぐ余命2年と告げられた穂乃果(ほのか)は残りの人生を楽しく生きようとは思わなかった。そんなある日、同じ高校に通うクラスメイト・颯(はやて)が彼女の元に現れる。自分はみんなとは違うんだということを言い訳に、最初は颯と距離を置いていた穂乃果だったが、彼の優しい言葉に背中を押…