救われたい、愛がほしい――なんて、ただの醜い我欲なのに、どうして。――あぁ、貴方は、まるで、 「(死神のような人――)」
愛があると思っていた。
救われると思っていた。
――ただの、我欲だった。
「へぇ、死にたいの?」
そこに現れたのは、美しい――死神のような男。
𝙉𝙊𝙏 𝙎𝙒𝙀𝙀𝙏.
「君のこと、全部俺がもらうわ。
死にたいなら、別にいいでしょ?」
この恋は。
決して、甘くなんてない。
死にかけの少女×死神のような最強の男