1 夏みかんの香り
新学期の初めは皆、頑張らなくちゃと思うだろう。しかし、私は、、、
午前6時半 起きる
顔を洗って鏡を見る、目の端にクマができてる
はぁ、学校かったるいなー、昨日までのFPS止めれないのだけど〜って思ってる自分に戻りたい、切実に、、、いや、あのゲームはもうやらなくていいか
足にすっかりフィットした革靴を履き、
「母さん、お祖父さん学校行ってきます。」
「うむ」
「行ってらっしゃい。帰りは?」
「始業式の後、生徒会で雑事をするので、15:30頃になると思います。」
「分かったわ、気をつけてらっしゃい。」
庭先で少し早めに成ってる夏みかんの臭いがる。名前の割に早く実ができすぎでしょと、悪態を心に吐きながら家を出た。