私は幼い頃から家庭が裕福とは言えず
どちらかと言うと貧困だった。
父親の家系は複雑環境で
父親自身、横道にそれた人生を歩んでいた。
母親の家系はその真逆で
お嬢様育ち。
何不自由ない生活で大切に育てられてきた
そんな真逆な2人は小学生の頃からの腐れ縁で
中学生の頃には父親と付き合う母親までもが
お嬢様育ちとは言えない程
横道に逸れて行く人生を選んだ。
2人は高校生の頃、お腹に赤ちゃんが出来た。
それが私の姉になる。
高校は両親2人とも
県内1の不良学校な為
妊婦であろうと、学校へ行かずに
単車や車を乗り回していようと
卒業をさせてくれる甘い学校だったそうです。
そんな中、高校卒業すると同時に
母親の両親へ2人で結婚の挨拶をしに行くも
何不自由の無い、お金持ちの親からしてみると
当たり前と言うべきか
勿論、反対をされ
結婚をするなら親子の縁を切る。と
激怒されたそう。
そして、そんな男と結婚するなら
絶対、将来、お金に苦労するのが目にみえる。
どんなにお前達が苦労しようと
一切、援助はしない!!!!
そう言われながらも
母親のお腹は大きくなるばかり
両親は縁を切る覚悟で家を出たそうです。
それからのちに私の姉が産まれ
その2年後に私
山下 友香（やました ともか）が産まれました。