いつかまた、キミと笑い合いたいから。

作者青花美来




中学三年の夏。花火大会の日。



わたしたちの人生は、一変してしまった。




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三上 芽衣

(Mikami Mei)


「わたしは、あの日のことを後悔したことなんてない」



×



永原 大雅

(Nagahara Taiga)


「……俺は……なんてことを……」


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ねぇ大雅。





わたしは大雅に嫌われてもいい。



迷惑なやつって思われてもいい。




ただ、大雅の中にわたしという存在が



ほんの少しでも残るのならば、



わたしはそれでいい。






だからどうか、



大雅の中に残るわたしが、



笑顔のわたしでありますように。




*2023.3.31完結公開*