北極星を探す男と、見出された女の子の話。


冬。月の明るい夜だった。空気が澄んでいて、ポラリスが輝く夜。


【ゴミを捨てに行った。それだけだった】




「お嬢さん、こんなゴミ捨て場に二度も一体何のご用だい?」


「……あなたを助けに来たのよ」




関わらない方がいい。あなたを知るにつれて、頭の中の【警鐘】はだんだん大きくなっていく


今まで、優等生であることを苦痛に思ったこともないし、そうあり続けるのだろうと思っていた


【でも】




正体不明の美青年×優等生な美少女





「僕は君を殺せる。僕にイニシアティブを握られた関係なのに、それは恋と呼べるの?」


「私も持ってるわ。あなたは私なしじゃ生きていけない。チョコレートの味を知った人間が、何度もそれを口にしたくなるように」


「……へえ」


Taylor Swift RED 和訳引用


全体的な微調整を何度も行います


2024/2/15 多数ページ加筆


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