ある日の帰り道。近所のスーパーに立ち寄ると、同じ高校のクラスメイトである涼宮が、バレンタイン用のチョコレートを大量に買っているのを見かけた。

「余りそうならさ、俺にも少しわけてくれない?」

冗談半分って感じで言ってはみたけど、答はあっさりOK。
わたしのでいいのかと言う藤崎だけど、こういうのは…