君の煙草の匂いがどうしようもなく好きで

作者東 花

「よろしくね。美澄」




そんな言葉。側から見たらただの挨拶。



でも、…違う。こんなの悪魔の契約だ。




美澄

misme


ーーー



Syuno

秋乃



たった1ヶ月、1ヶ月だけの悪魔の契約。それが終わったなら、わたしはただ喘ぐだけ。


さようなら、なのに…、、


平和な日々を壊したあなたに、………



「いい声で鳴くじゃん。えらいえらい。」


「……っはぁ…、ほーんとかわいーね」


嘘だってわかってるけど、溺れてく。




「秋乃サンの匂い…なに?」

「…んー、煙草。」



『わたしあなたの煙草の匂いがどうしようもなく好きみたいです。』 なんてね、


どんなことがあったって、煙草のその匂いが思い出させるんだよ。




初作品です!!よろしくお願いします!!