拝啓 名前も知らない君へ

作者煉李

とある貴族の娘である星埜陽茉梨(ほしのひまり)

彼女は自分の家から遠くに行ったことがなかった

外の景色を見てみたい彼女は5歳の頃、親にその願いを伝えたが叶わなかった。

2年たち彼女は従者の隙をつき家から出た。

初めて見る景色に魅了されている中出会った少年。

少女と少年は話をする中なかよう…


拝啓 星埜陽茉梨様

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お元気ですか?

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突然手紙を出してしまい申し訳ありません

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それでもこれだけは貴方に伝えたかったので

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僕と一緒に居てくれてありがとう

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また会える日を心待ちにしています

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敬具 街であった者