高校3年生演劇部部長の天谷咲(あまやさく)は小学生の頃忘れることのない片想いした。
好きになった少女はある日突然姿を消してしまい、彼女との思い出は終わってしまった。
しかし咲は数年ぶりに少女と再会し、色褪せない思い出は再び動き始める。

「サキちゃんは私のヒーローだよ」



──そう言ってくれた少女は突然姿を消した。




1度終わったはずの淡い思い出に、再び色が重なり始める。