君を忘れても、また恋をする。

作者藤本ことは

中学3年生の篠原咲は不登校の日々を送っていたが、公園で出会ったクールな少年、森茂涼に心惹かれる。涼は昼間の学校を拒み、夜にのみ現れる「月鏡学園」に通う特別な生徒だった。二人は禁じられた恋に落ちるが、その愛は学園の「月の呪い」を引き起こす。呪いにより涼の存在は薄れ、能力も失われていく。咲は彼を救うた…