透き通る声にゴツゴツとした厚みのある温かい手。皆から恐れられる彼は私を優しく導く。『何故、顔を隠すの?』「…俺は“魔物”だから。」『そんなの嘘。』
「……俺が怖くないか?」
誰にも姿を見せない彼は
ここら一帯で騒がれる "魔物"
『ふふ…顔は見えなくても…
手がこんなにも温かい。それだけで
貴方がどんな人か充分に分かるよ。』
優しく温かい 綺麗な"魔物"
私には眩し過ぎた
だから
もう、さようなら
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