"けんちゃんっ、一緒帰ろ"
"おー、帰ろぜー"
いつも一緒だったけんちゃん。
面倒見がよくて優しい幼馴染み。
けんちゃんを好きな気持ちを私は隠していた。
けんちゃんは"好きな子がいる"と以前ゆっていた。
だって...この気持ちを伝えてしまったら、
バレてしまったら今の関係は壊れてしまうから.....
壊れてしまうのなら、失うのならこのままの幼馴染みでいたいと思った。
でもこの関係が変わってしまう日がきた。
ある日の学校帰り.......
"なーなー、お前好きな人いないの?"
"えっ、急にどしたの?そんなこと聞いてくるなんて珍しいじゃん"
"や、なんかちょっと...と、友達がさ!お前のこと好きらしくて好きな人いる?彼氏いる?ての聞かれちゃってよ"
"あ、あ〜そっか。友達ね。彼氏いないよ?好きな人はいるけど"
"好きな人?誰?俺知ってるやつ?"
"な、なんでけんちゃんにゆわなきゃいけないの///"
"誰にもやりたくねぇっつーの((ボソッ"
"ん?なんかゆった?"
"なんでもねーよ!!"
"なんで?なんでけんちゃん怒ってるの?"
"怒ってねーよ!"
"嘘だ。怒ってんじゃん"
"うるせー"
"なんで?私何かした?
けんちゃん怒らせるようなこと...した?"
"なんもねーっつーの"
"嘘だ。ねぇ、何?何?ほんとに何?"
"あー、もうほんとうるせー!
お前が好きな人ゆわないからじゃん!!"
"なんで、ゆわないと怒るの...(泣"
"(泣かせちゃった...泣かせるつもりないのに...)
ごめん。泣かせるつもりなんて無かったんだ.....
ただ....."
"ただ.....?"
"お前が他の男んとこ行くのがやなんだよ"
"え?それって..."
"お前のことが好きなんだよ!
いい加減気づいてるかと思ったけど全然だったのな"
"ご、ごめん...だってけんちゃん好きな子いるって..."
"それがお前だよ。
俺はずっとお前が好きだった。お前は?"
"うちもけんちゃんのこと好き...///"
"んん?なーに?聞こえなーい(笑"
"...///もうっ! けんちゃん好きだよ!!"
"ははっ、お前ほんとかわいいな。
うん、俺も好き大好きだよ"
"...ねぇねぇけんちゃん。さっきさ友達がうちの好きな人とか彼氏を聞いてきたてゆってたじゃん?それって実はけんちゃんが気になってたこと?"
"う、うるさい...違うし(耳まで真っ赤"
"ふふっ、けんちゃんもかわいいよ〜"
"うるさいなぁもう(笑 黙りなさい?(笑"
"これからもずーっと、ずーっと一緒にいてね"
"もちろん、一緒にいような"