さくらの森

作者maki

高校生の時に好きになった人。高校時の親友。そこから始まった恋。恨まれ、妬まれる。初めて付き合った人。その人と付き合ってしまったばかりに、、。恋愛復讐ストーリー。



さくらの森


17才。春。始業式。

私は高校生2回目の春を迎えようとしていた。

この高校は桜が有名で縁起がとても良いとされていて、1年間幸福でいられるという。

そして、校庭やら色んな所に桜があるので桜森学園というふうによばれている、私立高校だ。


私は七森 さくら。

結構モテるほうで美人やスタイルがいいと評判である。

今日もまた。

「好きです。お付き合いしてください。」

でたよ。何回目だろう。きっと見た目しか見ていない。

「ごめんなさい。あなたのことしらないし。」

そうして、去年も何度知らない人の告白を断ったのか覚えていない。

きっと廊下でも会っているだろうけど。