大学内で人気の高い女子≪サキカ≫。十中八九の人間が二度見をするほど美しいその少女が恋に落ちたのは、真逆の意味で知名度の高い男≪カイト≫だった。
タイプじゃなければ好きになっちゃいけない?
不細工なら付き合っちゃいけない?
そんなルール、いったい誰が決めたのかしら。
月夜に浮かぶ蝙蝠(コウモリ)だって
お菓子の家の魔女だって
風情があっていいじゃない。
私が恋に落ちたのは
イケメンとは程遠い、金色の髪の野獣でした。
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