その国は隣国との流通網拡大の為、国境沿いの山を開拓する計画を立てた。
しかし、それには一つ問題があった。
その山は《魔物の森》と呼ばれるように、魔物が住み着いていた。
さらにそこには、その魔物を従える《魔王》が存在すると言われている。
今までに魔王の討伐として王宮騎士らがその森に向かったが、誰一人としてその奥まで立ち入ることが出来なかった。
故に、《魔王》を見た者もいない。
そこで国王は、簡単に計画が進まないとわかると、王宮占い師を使い《魔王討伐隊》を募ることにした。
《勇者》《魔法使い》《巫女》《弓使い》をそれぞれ選出し、《魔王》を討伐するべく立ち上がる。
果たして、思い通りに物語は進むのか---