「 海 すきだよ 」『 そんな気持ちこもってへん好きいらんわ(笑) 』
見上げた空は綺麗な 青空 。
そんなのではなかったけど、でもね、でもね、
「 海 の恋、応援してるからがんばれ 」
この言葉に嘘はなかったんだよ。
この恋が実る、なんて全く思ってない。
でも 海 の一番近くにいるのは私だって、ちょっとの間だけでも夢見させて?
『 何見てんの? 』
『 付き合うん、そいつと 』
『 なあマクド新作出たって。行こや 』
関西弁で黒髪短髪でハンドボール部の あいつ
そんな あいつ には、〝 彼女 〟がいました。