嘘はいけないものなのか。それは誰にもわからない。誰かを守る嘘なんて。存在しない。嘘と嘘が交差し合う先に見えるのは、 絶望か幸福か。
「嘘って、いけないもの?」
狼少年はいいました。
ねぇ、あなたの本心はどれ?
きっとわたしはこれからも。
狼少女として。
壊れていくんだ。