皐月に仕えることを至上の喜びとしているつばさ。そんなつばさに、皐月の婚約者であるかおるが近付いてきて……
可愛くて愛しい私の大事なあの子
古い言い伝えのせいで忌み嫌われたのに、優しいあの子は私が側にいるだけで嬉しいと言ってくれる
私とあの子はずっと一緒にいるのに違いはないけれど、それでも人並みに、人並み以上に幸せになってほしいと私は願っているのですよ
ねぇ、つばさ