チャンス
あの子に、偶然会った
『おはよう』って
少し照れたけど
『おはよう』
『昨日沢山お菓子つくったから、もしよかったら友達と食べてと』
袋渡された
俺嬉しくって、呆然
あの子、こんな家庭的なんだ
あの子が『電車来るよ』って
朝は、満員電車だ身体に、ぶつかるたびドキドキした時々、あの子からほのかに
いい香りがする
俺今とてもヤバイ気持ち
そばに居るのに、緊張して何も喋れない
あの子が、上目づかいで見ては、顔が赤くなってる姿が可愛いかった
今電車が、急ブレーキかけたら、あの子を守るため、抱きしめるかも
急ブレーキは、無かった
あの子が、先に電車降りた
可愛く俺に手を振ってくれた
ニヤけてしまった
乗り換えのとき、お菓子を、食べた
めちゃくちゃ美味しかった
絶対1人で食べると心に誓った
そうだあの子に、メールしよう
『めちゃくちゃ美味しかったよ
またよろしくな笑』
夜あの子から返信
『ほめてくれてうれしいよ』って
俺チャンスだとおもい
『お礼に、今度一緒に何処か行こう』って
あの子
『彼女が、怒るよ』
俺
『別れた』と
あの子
『楽しみ、何処に行くのかな?』って
俺
『本当に、好きな子と行きたい場所があるんだ
楽しみにしてて、またメールする』と
俺の初デート、失敗しないために、下準備、頭の中、フル回転だ
初デート
今日は、彼女とやっとデート出来る
お互いの、気持ちを打ち明けた依頼、中々部活で、会う事が出来なかった
俺は、昨日の夜色んな所を調べた
行き先は、水族館にした
そんなに、混んでなくって良かった
お魚を、見てる彼女は、可愛い
俺に、『あのお魚みてみて』と笑顔だ
小さな水槽のゾーンにきた
俺の心臓が、早くなった
クマノミを見てる時、近くで彼女の横顔を見た
その時、肩と肩が触れたそして手と手が触れた
手を握った
俺少し照れてた恐らく、顔も赤かったと想う
でも、薄暗い水族館だから顔色まではバレないかな?
そのまま、手を繋いで歩いた
彼女、上目遣いで俺を見る姿、俺ヤバイ気持ちになる
めちゃくちゃ大きい水槽の前に来た
『海の中にいるみたいと』
嬉しそうに言った
ウミガメとイルカが、気持ち良さそうに泳いでいた
周りには、誰も居なかった
俺彼女を、強く抱きしめた
優しくキスした
大好きだよ愛してる、ずっと一緒だよと呟いた
彼女目は、光ってた