樋口藍花

魔性の物語
まず最初に……daisy完結おめでとうございます。
mioさんが『魔性の女』を書かれると知り読み始めたのがdaisyでした。少しずつ進む物語、気になるところで終わる更新、おバカなこうちゃんの匂わせるセリフ……この小説を読みながら何度も悶々としました。

daisyは予測不可能です。展開が読めません。
なんで?どうして?!となり、スマホを投げ出そうとした時にやってくる突然の甘い胸きゅんシーン。かと思ったら出てくるヒールと性格の悪さ。さらに追い打ちをかけるギャグシーン。何度電車で顔を歪め吹き出した事か…謝って欲しいくらいです。

笑ったり、腹が立ったり、切なくなったり、ホッコリしたり……気付けばこの物語に振り回されていると思います。
主人公の美月は魔性の女です。そしてdaisyは魔性の物語です。

完結は寂しくて寂しくて辛いですが、番外編とmio先生の次回作に期待しております!お疲れ様でした。