無口で笑はない一つ年上の男。一時期魅力的と騒がれてた男だが無愛想すぎて女の子達は離れて行くばかり。ただ、一人を除いて。「ハチじゃないですっ八戸優希ですから!」
「ハチ、これ運んでおいて」
透き通った声
「おいハチ、メロンパンな」
不敵に笑う色っぽい目つき
「ハチ子、……おいで」
「―――…っ、」
あんたを嫌いになれない自分が
すっごいムカつく