どんなにどんなに辛くても。【完】

作者れ な

彼はあたしを抱く時、目を瞑る。

彼が見ているのはあたしじゃない。


わかっているけど止められなくて。

あなたの

腕のなかにいても


あなたは私を見ていない





だけど寂しいなんて

とても言えない



傍においてほしいから










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只今、続編「ふたり。」制作中。