『ハルカゲ』無くし物探し屋。明らかに胡散臭い店には、ある一人の男がいた――。不器用な少女は、大切なものを、探しに行く。
「人生なんか、やめちゃいたい」
そう呟いていた私に、チャンスをくれた。
「なくしたものを、探そうか」
不器用な女の子×不思議系年上男子
なくしもの探し屋―ハルカゲ―
世界は複雑で、残酷で、でも、確かに――――
どうしようもない程愛おしい